みかんには、私たちの身体に嬉しい栄養素がたくさん含まれています。
健康や美容のために毎日取り入れたい、代表的な栄養素をご紹介いたします。
テレビでも多く取り上げられている「βクリプトキサンチン」は、温州みかんへ特に多く含まれています。果実の鮮やかなオレンジ色を生み出しているのが、βクリプトキサンチンです。
βクリプトキサンチンはカロテノイドの一つで、トマトに含まれるリコピンや、ニンジンに含まれるβカロテン、ほうれん草やケールに含まれるルテインやゼアキサンチンも、カロテノイドの仲間です。
カロテノイドは、体内で作り出せないため、食事から摂取する必要があります。
毎日のみかん習慣で、βクリプトキサンチンを補給してあげてください。
βクリプトキサンチンには次のような効果があると言われています。
1 生活習慣病の予防
抗酸化作用、抗炎症作用の強いβクリプトキサンチンを摂取すると、生活習慣病の予防が期待できます。動脈硬化やがん予防、糖尿病、肥満などを予防し、健康な身体へ導きます。
2 骨粗しょう症の予防
βクリプトキサンチンの抗酸化作用で、骨粗しょう症のリスクを低減できる可能性があります。
3 美肌作用
みかんを食べると、βクリプトキサンチンがメラニン合成を抑制します。抗炎症作用による肌トラブルへのアプローチもあり、美肌作用が期待できます。
参考サイト
日本くだもの農協/健康に役立つβクリプトキサンチンのパワー
みかんといえばビタミンC、というイメージを持つ方が多いように、みかんには豊富なビタミンCが含まれています。ビタミンCもβクリプトキサンチンと同じく、体内で生成できません。健康のために、普段の食事から摂取してみてください。
ビタミンCには次のような効果があると言われています。
1 風邪予防
みかんを食べると風邪をひかない、といわれるのは、ビタミンCが免疫力を高めてくれるからです。風邪ウイルスやインフルエンザウイルスなどから、私たちの身体を守ってくれます。
2 生活習慣病予防
ビタミンCも、βクリプトキサンチンと同じくように、高い抗酸化作用を持っています。悪玉コレステロールの抑制、脳梗塞・動脈硬化・心筋梗塞の予防などが期待されます。
3 美肌作用
ビタミンCは、シミ・そばかすのもとになる、メラニン色素を作り出す原因の酵素を抑制します。肌にハリや弾力をもたらず、コラーゲンの栄養の素でもあります。
みかんにはペクチンが多く含まれています。ペクチンは植物に含まれる水溶性の食物繊維で、私たちの健康と大きな関わりがあります。
ビタミンCには次のような効果があると言われています。
1 腸内環境の改善
水溶性食物繊維であるペクチンは、腸を通過する際に、水分を吸収します。その結果、便のかさを増やせるため、便秘改善に役立ちます。食物繊維は乳酸菌のエサにもなるため、腸内環境の改善にもつながります。
2 血糖値を抑える
ペクチンは糖分の吸収を抑える働きがあります。インスリンの分泌量も減らせるため、糖尿病の予防が期待できます。
3 コレステロール値を下げる
ペクチンは、コレステロールの吸収を防げます。コレステロール値が下がると、動脈硬化や高血圧の予防につながります。
参考サイト:わかさの秘密/ペクチン
みかんには、健康や美肌へ導く、たくさんの栄養素が含まれています。
旬の季節にはぜひ食卓にみかんを、みかんが販売されていない季節は、旬の美味しさを絞ったみかんジュースで、栄養素を取り入れてみてください。
ぷらと果樹園のみかんジュースは、愛媛みかんそのままを絞った、無添加100%のストレートジュースです。濃縮還元のジュースは、製造の過程でみかんの栄養素が失われてしまいます。
ジュースから栄養を摂取する場合は、栄養素がきちんと含まれた、ストレートジュースもしくは、フレッシュジュースを選択するのがおすすめです。