ストレートジュースとは

ジュースとは、果汁100％の飲料を指します。

果汁100％未満の飲料は、【JAS法】（Japan Agricultural Standard -日本農林規格）により、ジュースという名前では、販売できません。

そのため、果汁100％未満の飲料は、「果汁入り飲料」として販売されています。

果汁を100％使用している飲料は、製造方法によって「濃縮還元ジュース」「ストレートジュース」「フレッシュジュース」の3つに分けられます。

それぞれ、どのような違いがあるのか、メリット・デメリットをくわしく解説いたします。

メリット　　

価格が安い

輸送費が安い

冷凍保存できる

保管スペースを減らせる

味のバラツキをなくせる

デメリット　

みかんの栄養素が失われる

みかんの産地が分からない

みかん本来の味や香りが失われる

香料や砂糖が加えられている

食品添加物が入っている場合がある

みかんを絞った後に水分を飛ばし、後から水分を足して100％に戻したものを、濃縮還元ジュースと呼びます。

まず工場で果汁を搾り、加熱等の方法で水分を減らし、ペースト状になるまで濃縮します。果実の体積が1/5～1/6まで小さくなるため、保管や輸送に優れているのがメリットです。

濃縮後、再び減った水分を加えることで、もとの100％に戻り、ジュースとして販売されます。

加工に便利な一方で、濃縮する際にみかんの栄養素や本来の風味が失われる、という点がデメリットです。海外でみかんを濃縮し、日本で加水加工している例も多くあり、使用しているみかんの産地が分からない、という不安もあります。

みかんの香りを感じられるジュースにするため、濃縮還元ジュースには、加水する際に香料や砂糖が加えられ、味の調整が行われます。中には、食品添加物が入っている商品もあります。気になる場合は、食品表示を確認してから購入してください。

メリット　

栄養価が高い

みかん本来の風味を味わえる　

無添加なので、安心して口にできる

デメリット　

保管場所が必要

輸送コストが高い　

販売価格が高い

みかんの果実のみで製造されたジュースを、ストレートジュースと呼びます。絞った果汁をそのままジュースにするため、果実本来の味と香りを楽しめます。

ストレートジュースには、冷凍果実を使用したもの、生のみかんを使用したものがあります。冷凍みかんを使う場合、味や風味に違いが出ます。より美味しいジュースを飲みたい場合は、冷凍していない商品がおすすめです。

みかんの美味しさを存分に感じられるストレートジュースですが、濃縮しない分、広い保管スペースが必要になり、輸送コストも高くなります。そのため、販売価格が濃縮還元ジュースよりも高くなります。

メリット　

栄養価が高い

みかん本来の風味を味わえる　

無添加なので、安心して口にできる

デメリット　

価格が高い

保存できない

果実の品質で味が左右される

お店や自宅で生の果実を搾ったものを、フレッシュジュースと呼びます。最近は、フルーツバーや生ジュース専門店が増えており、本格的なみかんジュースを気軽に楽しめるようになりました。ジューサーがあれば、自宅でも気軽にフレッシュジュースが作れます。

生の味をそのまま味わえるフレッシュジュースですが、選ぶみかんの品質によって味が変わります。販売価格が高い、保存できない、というデメリットもあります。

当園のみかんジュースは、すべて果肉のみを絞ったストレートジュースです。冷凍のみかんは一切使用せず、無添加・果汁100％にこだわり、製造いたしました。

ストレートジュースは、栄養価が高く、自然な味わいが特徴です。果汁に含まれる天然の甘み・香りをそのまま感じられるため、砂糖・香料、添加物を加える必要がありません。

自然な成分だけで作られた、身体にやさしい本物のジュースです。

みかん本来の香り、風味を存分に、そして健康的にお楽しみください。